お昼休みなどにコンビニやお弁当屋さんで買って食べるお弁当ですが、よく見るとおかずの下にパスタが敷かれていますよね。
あれって、なんでだろうと気になったことはありませんか?
ありますよね~。
「おかずの1品としては地味なような…」
「ぶっちゃけ、味もあまりないよね?」
そうなんです、普段はあまり深く考えずオマケのように食べちゃってますよね。
そこで今回は、お弁当の下のパスタの意味についてご紹介いたします!
お弁当の下のパスタには、ちゃんとした意味があったんですよ~!
ぜひチェックしてみてくださいね。
実はおかずの下のパスタには意味があった
調味料やソースも最後まで無駄なく食べるため
お弁当の下のパスタの意味の1つ目は、おかずの調味料やソースをパスタに絡めて食べるためです。
パスタも大事なおかずの一つです。メインのおかずを味わうだけではなく、おいしく味付けされた調味料や、ソースの残りなどを絡めて食べることで、最後まで無駄なく美味しく頂くことができます。
ボリュームアップ
お弁当の下のパスタの意味の2つ目は、ずばり、かさ増し作戦です。
おかずの下にパスタを敷くことでおかずをボリュームアップさせ、沢山入っているように見せることができます。
お弁当を選ぶ際、ボリュームも重要なポイントですよね。パスタはその役割を果たしてくれていますよ。
余分な油の吸収
お弁当の下のパスタの意味の3つ目は、おかずから出る油を吸収させるためです。
ハンバーグや唐あげなど油の多いおかずは、時間がた経つと油が出てきてベタベタしてきます。パスタをおかずの下に敷いておくことで、これらの油を吸収させ、おかずのベタつきを防いでくれるのです。
おかずのズレ防止
お弁当の下のパスタの意味の4つ目は、お弁当を持ち帰るときにおかずが容器の中で動くのを防ぐためです。
お弁当は、買ってその場ですぐに食べるというよりは、持ち帰ってから会社やお家で食べることのほうが多いですよね。
持ち帰っている最中に、中身が傾いていて、いざ食べようとフタを開けたらおかずがぐちゃぐちゃに寄っていた、なんて経験はありませんか?
おかずの下にパスタをしいて隙間を埋めておけば、移動中におかずが容器の中で動くのを防いでくれます。
ハンバーグのソースなど、汁気のものが傾きによって漏れてしまうのも防止できます。
容器が溶けるのを防ぐため
お弁当の下のパスタの意味の5つ目は、高温のおかずを乗せるときに容器が溶けてしまうのを防ぐためです。
唐揚げやとんかつなどの揚げ物、ハンバーグなどは高温で長い時間調理しますよね。出来立てをそのままお弁当の容器に入れると、その熱で容器が変形したり、ひどい時には溶けてしまいます。
出来立てのお弁当を提供するお店では、これでは困りますよね。
容器とおかずの間にパスタを敷いておくことで、クッション代わりになり、容器へ熱が伝わるのを防いでくれます。
パスタ以外の食材じゃダメ?
お弁当の下にパスタを敷くのには、大変合理的な意味があるのがよくわかりましたね。
だけど、「他の食材じゃだめなの?」とも思いませんか?
特に、健康のことを考えるなら千切りキャベツやレタスなど野菜の方がいいんじゃないかと思いますよね。見栄えもいいように思います。
実際にキャベツやレタスをしいている商品もありますよね。
でも野菜よりパスタのほうが良い点がいくつかあるんです。
・おかずの油で野菜の鮮度が落ちてしまう
・野菜よりパスタの方が低コスト
・油を吸った野菜は美味しくない
以上のような理由から、パスタの方が重宝されるようですね。
だたし、やはり彩りなどの見た目を重視して、野菜を用いる場合もあるようですよ。
そこは作り手のこだわりによるのかもしれませんね。
まとめ
今回は、お弁当の下のパスタの意味についてご紹介いたしました。
普段何気なく食べていて、オマケくらいにしか考えていなかったパスタですが、とても意味のある働きをしてくれる存在でした!
自分でお弁当を作るときにも、ぜひマネしてみたいですね!